2009/10/02 (Fri)
2009/06/02 (Tue) ででででってででっ
2009/05/16 (Sat) 限りなくHPは0よっ

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気軽にコメントしてくれたらうれしいんだからね!
足跡ついてたら突撃したくなっちゃうんだからね!(* ´Д`*)=3 アハァァン


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  __i ヽ;:;:;ヽ `、  i   ヽ、  ̄ ̄/ =、_i_  !   !   /
   ヽ ヽ;:;:;:\ `ヽ、i   /,ゝ_/|  i   ̄ヽヽ !  ! ,, -'\
    ヽ、\;:;:;:;:`ー、`ー'´ ̄/;:;ノ  ノ      ヽ| / ,、-''´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ̄ ̄ ̄            Y´/;:;:;\




去年の9月に就職がきまり、そして今に至るまでにしたことと言えば
全く通っていない中型2輪の教習費を払い込んだぐらいなんだな。

なんだかんだで、1月14日締め切りの卒論を提出でき、8単位を辛くもゲット。
これで卒業できるけど、問題は4月からの就職なわけだが・・・。

20kgの荷物を担いで走ったり、目的もなく延々と走らされたりする仕事なわけだ。
まさに、これからが本当の地獄だ・・・・



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これは夢だな
そう確かにその実感が今はある
あたりを見る目に死角などなく、360°全てを見回すことができる。

いや、それともこれが現実なのか?
今はその実感があった。
意識はあるけれど体は動かず、見えるものはただの闇―



そして俺はまたいつもの通り、いつもの場所で目を覚ました。





鈍く、けれどしっかりとそれは俺の大事なところを剥ぎとっていく
時折速く、時にはじっくりと

ぎちゃ…にゅじゃ…ぎゅじゅ…

はぎ取れれる瞬間を味わい続けて今日で一体何日、何十日目か?
いや、すでに時間の間隔すらないのだからわかるはずもないか。
剝ぎとられては自己再生を繰り返すこの身体を恨めしくも思いながら、
今日もまた体を戒める鎖に身を任せ、少しずつ少しずつ今日も剝される、

いつもどおりな・・・


俺を見る。

胴と首から上を切り落とされ別々にされ俺は今自分のからだがむしられているのを感じる。
視界はふさがれていて無い。
けれどこの痛みを完全に消し去ることは無理だ。
体と首が離れているというのにこの痛み。
というか「生きて」いる、ということすら「ありえ」ない。

本当に面倒なことになった。
幾ら「不死」のスキルがあってもこれじゃ生殺しだ…。
まぁこれが自分のミスだからまだ納得がいく結果ではあるわけだが。


「カッカカカカッ…ッカッ」

唐突にカラカラに乾いた喉から笑い声が漏らしてみる。
いや、わざとだこれは。
そう、これはあくまでも今のこの環境を楽しむ自分がいるからだ。
この異常な状況はあくまでも「俺」は楽しんでいるようだ。
首から下がないのに声が出ることに何の違和感も覚えることはなく、
俺はただ自分の今の状況にただ笑いが抑えられなかった、というわけではない。

しかし、可笑しくてしょうがない。
というかオカシクならないのがおかしいってもんだろう。
視覚は完全にふさがれ、
残った聴覚は切れ味のいい何かに擦りきられていく我が肉の悲鳴を聞き、
嗅覚は自分の血の匂いに敏感に反応し飢餓状態が続く。
神経を切り、自覚症状は抑えてはいるがやはりここまでの飢餓衝動はキツイ。


消滅しては再生を繰り返す肉体の痛みが段々と蝕んでいく。
でも、それでも今の俺はこの状況の逐一を楽しんでいる。
ぁあ、そうか今はきっと夜だ。
だからこんなにもハイな気持ちなんだ。


不死のスキル。
それは怪物種達などにごくまれに与えられる特異スキル。
吸血種の場合は吸血という行為を代価として圧倒的な体組織の回復というスキルが与えられる。

しかし彼のスキルは回復ではなく肉体の根本からの再生。
最もその体が理想的な状態を保とうとするスキル。
どんなにその肉が削られようとも、燃やされようとも関係ない。
質量の法則やそれはすでに魔術の域をこえた魔法ともいえる能力。


確かに痛みは生きている、ということの表現なのだろう。
幾ら遮断しても完全には御せるものじゃない。
でも寝ることも許されず延々と、ゆっくりとその肉をはがされ続けられる行為
にはさすがに無視などという行為は役に立たない。

しかしそんなことはあくまで些細なこと、でしかない。
今の俺はこの状況を楽しんでいる。
だから今日も対象を吸血鬼は観察する。
自分の肉を切り裂くその切れ味のいい何かを持った奴を。

そいつはいつも通り、今日もおれの肉をそいでいる。
ただそれだけだ。
だから俺は気まぐれにも声をかけてみることにする。
なるべく親しみをこめて。
いや、逆にシュールか。
こんな首だけ別にあるの親しく話しかけられても。

「よぅ、お嬢ちゃん。今日もなかなかに切れ味のいい感じの獲物使ってるんだな?」

すると俺の声に俺の肉をはぎ続けている人間も恐怖したのか
今まで滞ることなく動いていた切れ味のいい何かが動きを止める。

「・・・何?」

今まで一度も声すら発したことの無かった切れ味のいい何かをもった人間は
俺にはじめて声を上げた。
ははは、これは久しぶりに「楽しみ」が見つかった。
意識あるものの声を聞いたのは久しぶりだった。
だから俺も精いっぱいこの状況を楽しもう。

「何で君は俺の肉を切るのかなってな。いやほら、普通気になるでしょ?」

さらにシュールだな、俺。
この状況で普通を持ち出すとは。
アハハ、俺ってユーモアのセンスあるな。

「これが、仕事だからよ。」

おお、こんな質問にも答えてくれるとは。
今日の俺の肉を殺ぐ、切れ味のいい何かを持った奴は親切なやつだ。
いや、おれのからだを切り裂いてるやつがいいやつなのか?
まぁいい、とりあえず受け答えをしてくれるなんてすごいいいやつなんだろう。
あはは、おれなんかテンションあがってるね。

「なるほど、仕事か。じゃ仕方ないな。でも大変だろ?おれの肉ってさすぐに絡みつくから」

切れ味のいい何かは止まらない。
小刻みに、テンポよく前後に動いている。

「大丈夫、これ銀だから」

あ、そう。
そうだよね、うん。
確かに銀じゃなきゃそんなにおれのからだは切れないはずだ。

「へぇ、銀かぁ。そりゃよく切れるよね、だって俺吸血鬼だし。」

お、切れ味のいい何かが止まったぞ。
少しは俺の話に興味を持ったかな?

「ねぇ不死のスキルがあっても、苦しいの?」


苦しいか?
当り前だろう?
この切れ味のいい何かをもった人間は俺を馬鹿にしているのか?
ぁあ、それは滑稽だろうな
組織に捕縛されるまで悠々と闇夜の空を闊歩し、
自由の輩となった俺がこんなにも恥ずかしい状態にあるって言うのに?


「死にたかったりするの?」

ぁあ、
死にたい?、だと?
ぁあ、ふざけんじゃねぇ…
こんなオモシロイ状況に俺を追い込んでおいて死にたいの?、だと…
吸血鬼はその嫌悪感と怒りを言葉にするため口を開く。

「馬鹿にしてんのか?
 俺は哀れか?
 惨めかよ?
 銀の鎖に縛られて、鬼化することもできず、
 霧になることもできず、
 シモベを呼ぶこともできない、
 目の前にある柔らかい肉にこの牙を突き立てることもできないッ!
 ……はぁ、はぁ、はぁ……」

ギィシャン、ギシャンッとおれの暴れる体を戒めるかのように銀の鎖が戒めの音を奏でる。
しかし、その吸血鬼に対して切れ味のいい何かをもったやつはさらに言葉を紡ぐ。

「そう…でもね、私は死にたいかも…いえ…そうね殺したいわ…」

カランッ、と何かの落ちる音が聞こえる。
切れ味のいい何かが床へと落ちたのだろう。
さらに吸血鬼は許された五感の聴覚を鋭くする。
そしてすっ、と衣擦れの音がする。

「私の血を吸っていいわ。」

唐突の提案に吸血鬼はわずかに混乱する。
あはは、こいつも相当イってヤがる。

「ハハハ、
 そりゃお前のご主人様が赦しちゃくれねぇよ。
 それにさ、血を吸われることが何を意味するのか知ってるのかよ?」

「知ってるわ、
吸血鬼に血をすわれたものは吸った者に従属者・・・亡者になる。
でも、運が良ければ夜の眷属になれる…。
だって一緒だもの…。
ここにいて組織の人間たちの家畜として使われ続けるのは…もう嫌なのよっ…。」

「ハハ、嫌だ嫌だってガキだな。」

少女が大きく息を吸ったのが聞こえる。
「昨日私のトモダチの176番はね、
あんたと同じ吸血鬼たちにいうことを聞かないからって殺されちゃったのよ…。
だから私も吸血鬼になってここのやつらを…私をこんなにした奴らも全員殺してやるのよっ。」

復讐、てやつかよ
でもこいつ………オモシロイ。
人間臭さがにじみ出てやがる。
今まで「生きて」きた記憶の中でもなかなかにおもしろい。 
先ほどまでの嫌悪感はどこに行ったのか、という体で吸血鬼の口は開く。

「はっ、 お前気に入ったぜ。
 自分の望みのためにこの俺を使うんだぜ?
 そしてあわよくば夜の眷属になろうたぁーおもろいやつだ。
 おい、お前の名前を教えろよ?」
 

するとその鋭い何かをもっていた人間は頭の後ろにてに手をまわし、
拘束具を外していく。
チャキ・・チャカ・・、金属がすれ合う音が耳をくすぐる。
次第に軽くなっていく躯。
次の瞬間、まず視界に自由が戻る。
唐突の光にわずかに眼が焼けるがすぐに再生する。
いきなり戻ってきた光は幾ら高性能な吸血鬼の瞳でも
闇に慣れすぎたこの瞳にはきつい。

少女は吸血鬼の首を掲げたまま、その問いに切れ味のいい何かを持っていた少女は答える。

「アルト=カグルフィア・・・。吸血鬼の家畜となった私には意味をなさない名前よ。」

あーあ若い女かぁ…、もっと熟れた女の方が好みなんだが。
まぁいい、若い女の血はうまいしな…。
それに自分を家畜と卑下するのもいいし。

カチャカチゃと少女の手により銀の拘束具は外れ、自由が戻ってきた。
目の前に立つのは俺を剝ぎとった張本人で、俺を助けたやつだが家畜。

外見は少女、といっても過言でない歳だろう。
長い黒髪と済んだ藍色の瞳をもった少女に立ち上がりながら男は言う。

「んじゃよろしくな、アルト。おれの名前はイルだ。イルバロン(狂男爵)っていや有名っうおぅっ!」

ガッシーン、胴体と合体っ!

イルは肩と今附いたばかり首をぐるんぐるんと回し、立ちあがろうとする。

「もうちょっと優しくつけてくれよ。お前だって不能の主人はイヤだろおぉおおおっ!?」

思い切りぶっ倒れてしまった。
まぁ、こうも血が足りなけりゃしょうがないと、頭上の少女に目を向ける。
そこには少女の立ちくらむ吸血鬼に向けられた嘲笑があった。

「いくら有名な吸血鬼さんでも血が足りなければただの無能ね?」

「っるっせぇ、ていうかサッサと血を吸わせろよ?
 だいたい俺はこれからお前の主人になるかもしれないんだぜ?
 そしてお前が亡者になったらお前の断罪者になるんだからよ?
 だからそんなこと言ってともう吸ってやんねぇぞ?
クエッションの4連発・・・いや五連発だぜ?」

吸血鬼のその問答攻めにアルトは焦り始める。


「だ、駄目だからねっ、助けたのは私なんだからちゃんと言うこと聞きなさいよっ!」
手を振り上げ怒るアルト。

吸血鬼は目の前で踊る餌に舐めずりする。
ぁあ、聞いてやるさ、いくらでもな。
なんたって久しぶりに食事なんだぜ?
じっくり餌を興奮させて一番血がおいしくなったときに吸うんだ。
最初はじっくり、そしてだんだん速く、ししていきなり勢いよく吸った時の餌のびくつく体を味わう…、
とまぁそんな余裕は今回は無さそうだ。
久しぶりの血を前にして歯がうずくのがわかる。
少女の考えがどうだかなんて関係ない。
ぁあそうさ、俺はただ吸血鬼の本能に従って食事をするだけ。

「っくくっくっくくくッ、
 安心しろよ?焦んなくてもしっかり吸ってやっから?ほら、こっちきな?」

それでも冷静を装い、少女を、餌を手招きする。
未だ地面に座り込んだまま、イルはアルトにおいでと手を広げる。
アルトはわずかにイルの顔を覗きこんだあと、すっとイルの懐に首をさらけ出すように潜り込む。
日の当たらないところにずっとい続けたからだろうか、
少女の首筋は中まで透けてしまいそうなほど白い。
鼻を擦りつけると汗に交じって、まだ若い少女の匂いがする。


「ま、まだ?」

少女が催促する。

「はは、普通はここは
『いやーッ、やめてぇーっ』とかいうところなんだけどな?我慢できなくなっちゃった?」

「そ、そんなんじゃないわっ。・・・、ほら速くしてよ…恥ずかしいから。」

その恥辱もまた血をおいしくするんだけど、今回はまぁいい。
イルは済んだ白いその肌に傷をつけることを少し躊躇ったあと

「じゃ、吸わせてもらおうか」

少女はわずかに上目使いで
「や、優しくしてよ?痛くしひゃっ!?」

つぷッ、とそんな少女の声は無視してイルは勢いよくその犬歯を突き立てた。
一度突き立てるとその傷口を舌を使い血が出やすいように穿る。
そして口の中にだんだんと血の味で満たされていく。
久しぶりの血は甘くてけれどほのかに、喉を焼く味がした。








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「それで、おまえはなんだ?
 ただ戦列に加わるためにこんなところにまできたのではあるまい。
 ただせさえここは臭く、汚く、そしてなにより生きる心地のしない場所だ。」


兜の下がこうも美しいとは。
これが一辺境国であったアルストロメリアを一代で取り纏めた姫君鎧姿。

実際に姿をみると戦場をかける戦姫の噂はただの尾羽なのだろうかと思える。
ぜひともその鎧の下の姿を拝みたいものだ。

「はっ、私は本日付けでメフィス本隊に着任させて頂きます。
 戦略情報軍士官局より選定され、今日付けで旗艦アルストロメリアの
 参謀を命じられましたイエンでありますっ。」
足を閉じ手を胸に当てるのは上官への敬礼。


しかし、参謀と名乗った男をこの姫君はそうかと鼻で笑う。

「ふん、父王はそうまでして私を信じていないと見えるな。
 まぁよい、イエンといったな。
 楽にしろ。
 お前がなんであれ、これといって何の権力も私にはない。
 しかし、参謀と名乗ったからには父王が送り込んだものであれ、使い倒す。
 ここでは毎日のように兵が死ぬ。
 私の手塩にかけた兵が死ぬのは適わぬがお前へが幾分死のうとも、困らんからな。」

では、な。
そういうとメフィス姫は重い扉の音と艦橋ブリッジへと消えていった。

「こりゃ・・・貧乏くじを引いたかもな。」

ふと外を見ると周りには僅か3隻のリザード級(竜騎兵を三機収納)高速艦のみ。
しかも姫君の唾付きの兵はその多くがわけも分からぬ間に兄君たちの編隊へ。
国の英雄が僅かこれだけの編隊で隣国をせめることに何の意味もない。

まるで死ねと言わんばかりだ。


そしてそんな死に艦にお目付け役、
「どう考えても不要だろうが。」



 
 

戦況は芳しくない。
アルストロメリア本国から突出するかのように突っ込んだ陣容。

すでにフェネフリード帝国の領土に入って3日。
補給など今の本国に期待するべくもない。
アルストロメリア公の考えは測りかねるが、
あの年にして実の娘に玉座を奪われるのが恐ろしくなったのか、
それとも姫君の有能さに嫉妬しているのか。



いや、寧ろ公よりも恐ろしいのは3人の兄君か。

それを考えると寧ろ本国より外にいるほうが安全と考えての出兵と考えれば自然だ。
令が下ってから僅か1日と半日で三大隊規模を編成できるのは、
単衣に彼女の人望のなせる業だろう。


しかし今は国内で争っているべきではない。
実際にフェネフリードとは反対の南西地域では、
未だ魔王の息のかかった戦魔の兵がコミュニティーを成していると聞く。
魔王無き(実際に亡骸を見たものはいない)あとも未だその勢力は衰えることを知らない。



いくらアメルトロメリアが列強国の一端を担うになったとはいえ、
未だその板は薄い。

だが姫君に至ってはその心配はないだろう。
じゃなければこの艦自体もすでに墜ちている。


野望は大きいきけらば、大きいほどおいしいと誰かに言われた。
確か士官学校の教官だったか。

「悪クジを当たりくじに変えてみるのも、面白いかもしれないな。」





眼下に広がる森が赤く蠢く。
ここから先は本格的なフェネフリードの辺境樹林。
日に何度も、もしくは瞬く間にその世界を変える未だ不安定な土地で、
日に何度も”揺れ”を繰り返す。
艦ごと飲まれたら洒落にならない。



イエンは自動で開く扉を抜けブジッジに向かった。








「遅かったな。」
とメフィス姫はお見通しだぞと言わんばかりの顔でイエンを艦長席から見下ろす。

「ええ、なんとも胃の痛い日々が始まると思いましてね。」
イエンは嫌味ではなく本心からそう言う。


「はははっ、それぐらい言えるなら問題ない。
 では早速お前の仕事してくれ。」
そういうと士官たちからどっと笑いがもれる。




メフィス姫、
メフィス=トルクア=アメルトロメリア。
諸侯の出とされながら、旧アメルトロメリアの真血の血筋を引く。

王制が廃されて30年あまり。
民の蜂起に乗じた軍のクーデター。
そのクーデター自体も軍内部の派閥争いによるところにある。

古くから国に尽くしてきた親王派と
国の外縁部の豪農が力をつける形で貴族席を買った外様派。
結果として相容れぬ二つがつぶしあい、結果として外様派が勝った。

理由はいろいろとあるが、王都に近かった親王派には、
外縁部で諸国と密接なつながりを作っていた外様派にあった
外部からの支援が全くなかったのが大きな敗因だろう。


名目は真に民を顧みる真の政を行うことを旨として作られた新政府。
しかし事実はただの軍部統率の恐怖政治。
結局は民は前の王がよかった、と口々にいうようになる。

そんななか、死んだとされるアメルトロメリアの前王の血を引く王女の存在がささやか始める。
いつかきっとこの国を救ってくださる。
民はそう信じてやまなかった。

そして彼女は現れる。
前親王派の兵およそ7000。
それだけの兵ではとてもこの戦局は覆りようもない。

けれど彼女の前にはいつも一人の男の姿があった。
幾匹もの神代の獣を駆り、細身の体に似つかわしくない大剣を振るう人ならざる者。
そしてその仲間たち7人。

実際たった8人での国盗りだ。
ほぼ伝説として語り継がれてるその話。
史実のところは王女率いる騎士たちが、なんて話になっちゃいるが
ホントのところその伝説に今すぐ会いたい気持ちでいっぱいだな。

今のこの状況、彼らがいればすぐにでも打開できるだろう物に。
まぁ、姫も思うところあってのことだろう。
 



















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